何事もなかったように新年はスタートしました。

私たちは「3.11の東日本大震災」「福島原子力発電所事故」により、未曽有の試練に直面しています。

日本経済が長期低迷している現在、復旧・復興への道筋はどうなるのでしょうか?

私たちは安全神話に支えられた科学技術の領域が大自然から突き付けられたものは冷厳な事実でした。このことは決して想定外でかたづけられることなく厳粛に受け止めなければならないことでしょう。

この難局は“がんばれニッポン”のスローガンの下、力を合わせて乗り切っていかなければなりません。

そんな中ですが、未来に向けて“一つの灯り”が見えた歴史的な年ではないかとも言われています。

一瞬にして2万人にも及ぶ尊い命が奪われた大震災の状況は全世界へ報道されました。被災者が忍耐強く冷静に行動する姿、そしてそれを支えるボランティアの映像は「日本人の気高さ」と評され世界各地から感動の声が上がりました。

そんな中、ブータンの国王が被災地を訪問され、国会でも講演されました。

被災地復興の思いを話された後、国民の心理的幸福などを指標とする「国民総幸福量」(GNH)掲げる国として「何よりも調和を重んじる社会」を目指し、“思いやりのある生活”を営んでいることを誇りに思うと話されたことは、今の日本人の心に響きます。

3.11大震災後の日本は「絆社会」にチャレンジしています。

私たちは長年“科学技術の進歩に支えられた富”を追い求めてきましたが、今回の不幸な体験は、深い調和の精神、絆社会の原点に立ち返る人間復興へのチャンスと言われています。正に2012年は「人間復興元年」の年としてスタートさせたいものです。

とりわけ日本社会は4人に一人が高齢者層という高齢社会に入っています。

その高齢者が長年培った経験や知恵は、人間復興形成を支える上での貴重な財産の一つです。シニアの皆さん、日本の成熟した高齢社会をめざしてシニアパワーを結集しようではありませんか。

私たちサンニッチの仲間は「あなたが培ってきた特技、ノウハウを活かし、社会に貢献すること」をお手伝いしています。

輝くシニアの参画を心よりお待ちしています。

2012年1月吉日

サンニッチ 代表 木村 利行

2012年新春代表あいさつ